奇跡を起こす5つのステップで願望を叶える。「宇宙スイッチ」を押そう。

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映画『ザ・シークレット』にもメインキャストとして登場するジョー・ヴィターレ博士。マーケティング企業の社長で、スピリチュアルなビジネスを提唱し「インターネット界のブッダ」とも呼ばれるとか。彼の著書『奇跡を起こす目覚めのレッスン』から願望を叶える5つのステップ、「宇宙スイッチ」の押し方についてお話します。

ジョー・ヴィターレ博士は、引き寄せの法則『ザ・シークレット』に賢人のひとりとして登場する人物。出演のきっかけは、Amazonでベストセラーとなった彼の『スピリチュアル・マーケティング』という本。そこに綴られた願望を叶えるための5つのステップは、『奇跡を起こす目覚めのレッスン』にわかりやすく明らかにされています。彼はそのプロセスを「宇宙スイッチ」と呼んでいます。

具体的に解説していきます。

『宇宙スイッチ』ステップ1:望んでいないことを知る。

嫌だな、悲しいな、苦しいなということが起きたとき、私たちは絶望を感じたり、不平・不満をあらわにしたりします。

それは悪いことではありません。望まないという気持ちが現れたということは、新たな望みのロケットが飛ばされたということだからです。

とはいえ物事がスムーズに運ばなかったり、望まないことが起きたときに誰かやなにかのせいにしたり、悲嘆に暮れたままでは、願望実現のプロセスは進みません。

そこで望んでいないことに気づいて、具体的に何が嫌なのかを知りましょう。
一体起こったこと、または現状のなにを好んでいないのでしょうか。
それは大切な情報になります。
そして実は、それが宇宙スイッチを起動させる最初のステップです。

望んでいないことをリストアップしましょう。

ジャーナリングなどで、何が不満で、どんなニーズが満たされていないのか紙に書いて明らかにするのも役立ちます。

参考:自然なあなたが一番美しい。ドス黒い感情やダメな視点にも価値がある! 不安、怒りを「書いて」陽転させる方法。

『宇宙スイッチ』ステップ2:願望を宣言する。

「望んでいないこと」から「望んでいること」を明らかにしましょう。

ステップ1で抱いた「○○のせい」「○○だからイヤ」という不平・不満を、「じゃあ、私が望んでいることってなんだろう?」と意識変換させます。

どんな状態だと、もっと幸せですか?
なんの制限もなければ、何を望みますか?

「マイナス5キロ」「大好きな仕事を引き寄せる」「個展を開く」「快適な家が欲しい」など、願望を宣言します。



『宇宙スイッチ』ステップ3:ネガティブな信念(観念)を浄化する。

ステップ2で高らかに願望を宣言しても、心の中には「そんなこと叶うはずかない」「私には望みすぎだ」という抵抗がありませんか?

これをネガティブな信念(観念)と呼びます。
ネガティブな信念は、潜在意識が実現しようとしている願望を妨げます。

ネガティブな信念(観念)の手放し方は以前に記事で説明していますので、ここでは説明を省きます。よろしければ以下をご参考になさってください。

参考:願望実現をストップさせる根深いネガティブ信念を手放し、望む現実を叶えるABC理論とは?

参考:観念とは? 自分でも気づいていない、願望を妨げる観念を掘り起こす。

『宇宙スイッチ』ステップ4:願望が叶った状態をありありと思い描く。

現状がどうであれ、もうすでにそれが叶ったときの感情を味わいながら、その状態をありありと心に思い描きます。すでに実現しているふりをすると、実際に引き寄せの法則の働きが加速し、その原因が結果として現れると博士は言います。

なりたい自分のように感じ、考え、話し、行動します。

このことは望みを許容するとか、予祝(先にお祝いする)という別の言葉で言われたりもします。

参考:現実創造の5ステップのカギ、豊かさを受け取るための「許容」を具体的に説明します

電話をかけるときやラジオを聞くときと同じです。望みの状態を受信するためには、望んだ状態の周波数と自分のチャンネルを合わせる必要があります。

自分の器を願望を受け取れる状態として育みます。栄養を与えるのです。

ステップ4は、無意識を望みが達成されている自分の状態に慣れさせ、セルフイメージを高めて受け取る器を大きくすること。そして「叶うはずがない」ネガティブな信念の抵抗を弱めることにも役立ちます。

たとえば、お金、幸せ、ライフワークをテーマに執筆する作家の本田健さんは、著書大好きなことが人生にお金をつれてくる!で、セルフイメージを高めるためにこんな5つの方法を挙げています。

1. 普段したことのない贅沢をしてみる
2. 成功している(なりたい)人と日常的に時間を過ごす
3. 成功した(なりたい状態の)人間として日記を書いてみる
4. 成功(なりたい)写真や宝の地図を持ち歩く
5. 成功した(なりたい状態の)人のように振る舞う

もしもピンとくるものがあれば、取り入れてみられてもいいでしょう。

参考:セルフイメージを高める!潜在意識と繋がり、豊かさの器を拡大する6つの方法。

『宇宙スイッチ』ステップ5:「実現したい」という欲求を手放す。

最後に行うのは「ベストを尽くしたから、あとは宇宙にお任せ」と執着心を捨てることです。がつがつせずに、リラックスして毎日なるべく楽しく過ごします。

再確認ですが、

引き寄せ(願望実現)の法則の公式とは、私の状態=現実(未来)の状態です。

Aの状態の現実は、Aの状態の人物に現れる。
Bの状態の現実は、Bの状態の人物に現れる。
そこで、Aの状態の現実は、Bの状態の人物には現れない。
ということですね。

具体的に言えば、「○○したい(例:合格したい)」という考えに意識を向けていても、
「○○していない(例:合格していない)」状態の気持ち(例:不足感、不安、絶望など)でいれば、
まず「○○しない(例:合格しない)」ということ。

逆に、「○○している(例:合格している」」状態の自分が体感しているだろう気持ち(例:達成感、誇り、自信など)を感じていれば、
「○○する(例:合格する)」ということです。

つまり、ステップ4とも重なりますが、望みが叶っているなりたい自分は、「実現したい(いつ叶うのかな?と焦る、不安になる)」「まだ実現しない(もう無理なんじゃないのと腹立ったり、絶望する)」と感じているはずはないということ。

逆にたとえば、明日は会議で東京にいると確信していれば、当たり前のようにネットでチケットを購入しますよね。それが達成されるために必要なことがわかって、苦もなくその行動が取れます。

参考:あなたに最適な男性性エネルギーと女性性エネルギーのバランスを調整する方法

願望実現もそれと同じ。

絶対に叶うと確信していれば、その次に行うことも自然と内面から降りてきます。直感的に。

そこで大切なのは、リラックスしながら最終結果を思い浮かべることです。

願ったことが現実化されるには、物質化するための時差があります。そこで、「いつ叶う?」「まだ叶わない」と不安にならず、いったん願望を手放しましょう。

不安や焦りを感じることなく、悩むこともなく、「すべて起こることがベスト」とリラックスして内面から伝わってきたこと(直感)を行動に移し続ければいいのです。

そして直感を行動に移したら、あとは天に身を委ねます。