とらこさんの『テンカラ食堂』でヨーコちゃんのお誕生日祝いをしました。『団地のふたり』の話で盛り上がり、おいしい定食に舌鼓を打ちながら、ありがたい天啓を受けました。ヨーコちゃん、とらこさん、ハラさんと過ごした何気なくも味わいある日常の記録です。
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映画『パーフェクト・デイズ』と禅的な幸せ―今の瞬間を生きると今日が輝く
映画『パーフェクト・デイズ』は、東京・渋谷の公共トイレ清掃員、平山さんの日常を描く長編映画です。主演・役所広司さんは、第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞。ミニマムな暮らしを丁寧に生きる平山さん。その姿に私は禅的な幸せを見て、私が経験したアメリカの禅センターでの生活と江戸時代の禅僧・良寛さんの姿を連想したんです。
もっと読むえたいの知れないものを受け入れ、答えが出ない事態に寛ぎたい。
従姉妹が、父を失った今は、「真空の時間にいるのでは」と、産経新聞のコラムを送ってくれました。桑原聡さんという方のコラムで、「待つこと」とは、「受け容れること」で、「祈ること」と同義なのかもしれないと書かれていました。 ど
もっと読む亡き父を偲んで。闘病と臨終に立ち合い、父から教わった生と死について。
1年半の抗がん剤治療を経て、2022年1月13日に父が旅立ちました。家族全員で見守るなか、安らかな最期でした。人はいつか死ぬ。では、どう生きる? 亡き父から学んだ、命や関係性の奥深い冒険について、少しお話ししたいと思います。
もっと読む終末期の父と過ごす日々。心の悪魔と向き合う。
先月は1本も更新することができず、大変申し訳ありませんでした。にもかかわらず、こうして訪問し読んでくださり、本当にありがとうございます。 昨年12月に終末期に入った父の病状が急変。担当医の先生が協力してくださり、一時的に
もっと読む父の再発。
8月に診断を受けて半年間の抗がん剤治療を行って、ほっと一息ついて2か月。父のがんが再発しました。命というのはいつも、今なにをするか、なにをしたいのかを教えてくれるように思います。 ときには残酷なかたちで。 思い返せば、私
もっと読む主客一体。自分をもてなす茶瞑想の時間。
昨日、習慣型プラットフォーム「Nesto」の茶瞑想に参加しました。私が故ティク・ナット・ハン禅師、そして、彼から教わったマインドフルネスに出合ったきっかけも、お茶だったからです。 アンアン編集者だったときに、台湾出張でも
もっと読むアフリカで増える象牙のないゾウと私たちの牙について。
アフリカで、象牙狩りの密猟のために、牙のない象が増えているそうです。殺されないように染色体を変えてしまったのです。本来牙は象にとって生きるために必要なものです。そこで思うのは、私たちという個性のこと。均一的な価値観のもとで、あなたという牙(強み)を手放す必要はありません。
もっと読む父の男のメンツ、ブロッコリーとの戦いと「好き嫌い」が持つ重要な意味。
朝起きると、朝食中の父が新聞を読みながらクスクスと笑っていました。日経新聞の最終面に掲載されていた、漫画家で文筆家の東海林さだおさんの「サンマ大好き」というエッセイを読みながら。 東海林さだおさんの著書「丸かじり」シリー
もっと読む父の抗がん剤治療が始まった。
父が先月末から入院して抗がん剤治療しています。 治るのが難しいタイプのもののようで、1か月以上いろいろな検査を受けてそれがわかった先月半ばは、家族全員、気持ちがふさいでしまいました。 肉体は永遠ではないこと、それはすべて
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