引き寄せや願望実現の法則でワクワクできない、やる気が出ないときに大事なこと

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引き寄せや願望実現の法則と言われても、思いっきりやる気が出ない日ってありませんか? そこでワクワクできない、やる気がない、動けないことの意味、またそんなときの過ごし方について、バシャールの答えを見てみましょう。

引き寄せの法則でもワクワクできない、やる気が出ないときにどう過ごせばいい?

バシャールとは?

バシャールとは、地球の時間で3000年後の惑星・エササニ星の多次元的存在。宇宙人という言葉がピンとこない人は、物質界で生きる私たちよりも、より制限がない次元に存在し、木よりも森を見るように物事の本質を捉えることができる、高い視点の持ち主だと捉えてください。

参考:バシャールが語る、望みをブロックする観念とはなにか? 苦しみをさそう観念の外し方について

バシャールの豊かさの定義。

そんなバシャールが定義する豊かさの定義とは、自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力があること。その感覚は「ワクワク」した状態で、それを言語化すれば、自分が無条件の愛という波動と調和している状態をさします。

つまり、やる気が出ないということは、「自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力がない」という状態です。つまり、好きなことをしていないということ。



ワクワクとは、必ずしも行動を伴わなくていい。

ここで陥りがちなのは、好きなこと=なにかをやらないといけないと自分にプレッシャーをかけてしまうことです。

バシャールがいう「ワクワク」を感じないといけないんじゃないかと、生産的な行動を足し算せねばと自分にプレッシャーをかけるんですね。

もちろん、それがやりたいときは、その行動をとって正解です。

けれども、そうではないときもありますよね。

そこで自分に無条件の愛を傾けるというのは、何かをしたい自分と同じように何もしたくないという自分に対しても愛を贈るということです。

つまり、やりたいこと=できないという状態をしたい、何もしたくない状態をやりたい、ということだってあるんです。

常に何かポジティブなことをやらないといけないということではないんです。

そこで必要なのは「やる気が出ない状態の自分を許す。今ここで、そのやる気が出ない状態を思いっきり堪能する」ことです。

足し算ではなく、引き算なのです。

引き寄せや願望実現の強い磁石になるために一番大切なのは、どんな自分でも無条件に愛すると決意することだからです。

参考:ハイヤーセルフの眼差し、あなたと私の集合的無意識を同時に癒す「セルフ・コンパッション」の力とは?

つまり、「自分がやりたくないときに、やりたくないことをしない能力がある」という豊かな状態を自分に許します。

今の自分に正直になって、安全な形でその状態の自分で存在させてあげることも、とても豊かな状態なんですね。

参考:辛い現実から抜け出せない人へ。バシャール流の自己肯定感の高め方

浮上できないのは、不完全燃焼のせい。

「もう十分、それ(やる気が出ない状態)をやり切った」と思えた時点で、別のステップに進めます。

浮上できないのは、そのステップを「ダメだ」と許せないことで体験しきれず、不完全燃焼しているためです。だから焦らず、その状態を味わうことが必要なんですね。

不思議なもので、私たちはなにかをやり切ると満足して、次に進めるようになります。

参考:【書いて感じ切るのも良い】ドス黒い感情やダメな視点にも価値がある! 不安、怒りを「書いて」陽転させる方法。

そこで恋愛でも未練が残るのは、過去の恋人に「会いたい」と思っているように見えて、本当は、その人と一緒にいたときの自分と再会したい、そのときの自分の状態をもっと体験し切りたいという気持ちなんですね。

だから、この人といないと幸せになれないと思い詰めるのではなくて、まず自分がそのときに抱いた感情を感じることに集中することが、引き寄せや願望実現において、復縁でも次の恋愛に向かうにも必要です。

本題に戻ります。

そこでやる気が出ない状態とは、それ自体は問題ではありません。

その引き金を引いているのは、私たちの内側にある観念(現実とはこうだという思い込み)です。

その状態自体が良いとか悪いとかではないんです。

バシャールは、私たちが物理次元で何かを経験するためには、ある観念が私たちの中に存在している必要があるといいます。

参考:カルマとは何か?人生における3つの現れ方、カルマを解消する方法とは

つまり、動けなかったり、前に進めなかったり、気持ちが落ち込んだり、滅入ったりしている状態は、私たちの中にある観念の表れに過ぎません。

ただ、自分の中にあるネガティブな観念や定義づけが「やる気が出ない状態」として現れているのです。

やる気が出ない状態の発信元、ネガティブな観念の見つけ方。

では、それはどんな観念でしょうか。

こんな質問を自分に問いかけて、内省することで見つけることができます。

やる気が出ない状態の自分を、なぜダメだと判定するのか。

今やる気が出ない状態でいると、どんな恐ろしいこと、ダメなことが起きるのか。

どうしてその状態の自分はダメなんだと、心から信じているのか。

なぜ条件つきの愛で自分を愛したり、愛さなかったりするのか。

本当は、どうしたいのか。

どんなふうに自分のことを考えると、もっとラクに自由になれるのか。

やる気が出ないときほどちょっと立ち止まり、自分のことを知って、もっと愛するチャンスです。