自由と多様性の風の時代を生きる、ハイヤーセルフとつながるために必要な6つのこと。

自由と多様性がキーワードの風の時代が到来し、ハイヤーセルフとのつながりを深めることがますます必要になってきています。ハイヤーセルフとは無条件にあなた自身を愛して支えてくれる、あなたの高次の意識状態のこと。現実を愛の眼差しで見つめるハイヤーセルフの高い視点で世界をとらえば、考えても浮かばなかったアイディアや問題の解決策が見出せたりもします。そんな高次元の自分を表す障害となるのが、非難したり反省しすぎたりするという心理ブロックです。さらにはハイヤーセルフとのつながりが深まっていったときに、シャーマニックテストと呼ばれる宇宙のお試しが試練という形でやってきたりも。そこで今回は風の時代を生きる私たちがハイヤーセルフとつながるために必要な6つのことについてお話しします。

トランスパーソナル心理学におけるハイヤーセルフとは?

トランスパーソナル心理学におけるハイヤーセルフとは、高次の意識状態のことです。自分以上に自分のことを知り、理解して、誰よりも自分を尊重し、大切に思い、愛している存在とも言えるでしょう。つまり無条件に自分を愛して支えてくれる存在です。

そんなふうに自分のことは愛せない。社会的に成功していたり、誰かに愛されていたりといった条件付きじゃないと自分のことを認められないと思っても、誰にでも必ず、この自我を超えたハイヤーセルフとしての自分が存在します。

ハイヤーセルフとつながると、解決やヒントの糸口を発見

ハイヤーセルフとつながると、自分の波長が変わるような感覚を持つことがあります。未知の領域や十分に知らない自分とつながることで、過去の経験や「こうに違いない」という信条では解決できなかったことのヒントやソース(源)とつながることができます。



参考:ハイヤーセルフと繋がる方法とは? 問題を解決する、自分を超えた答えのダウンロード法

ハイヤーセルフをブロックする信念体系の存在

ハイヤーセルフとつながるブロックになるのは、「こうあるべき」「これしかダメ」という強い信念によって思考や行動が決定されていくという信念体系(ビリーフ・システム)です。

信念体系は、ときに私たちを守ってくれます。たとえば失敗すると人は学習し、信念体系を利用して、次は同じことを繰り返さないように工夫します。

ところがそこに「失敗することはダメなことでしかない」「そんな自分はダメな人間だ」「知らないことをすると必ず失敗する・恐ろしい」という信念体系が築かれてしまうと、挑戦や未経験の領域に踏みこむことは危険なことになります。

脳は毎秒4億ビットもの情報を処理していますが、そのうち意識にのぼるのはわずか2000ビットに限られています。つまり、私たちが見たり触れたりしてリアリティだと信じるものは、現実世界の0.00005%というごく一部の情報に過ぎません(アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著、市中芳江訳『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』より)。

願望実現の障害になるのは、「こうじゃないとダメ」と、0.00005%の現実にフォーカスする信念体系です。そこから自由になり、思考を超えた私たちの命の根源と意識をつなぐことで、体験出来る現実が変わるのだと思います。

たとえば諦めたことや失敗したことを後ろ向きに捉えてしまうと、「○○ができなかった自分」「□□になれなかった自分」が人生の汚点のようについてまわります。するとその痛みが心の重しとなって、望みが見えなくなったり生まれなくなり、解決やアイディアの糸口も見いだせなくなります。

しかもそれはハイヤーセルフの視点で見れば、“失敗”ではなく、“成功”に向かうためのステップである可能性も高いです。そもそも肉体を使った魂の体験ということにおいては、失敗も成功もないのです。

この文章は、動画でみることもできます。

参考:ハイヤーセルフと繋がれない人必見! 心の影(シャドウ)を癒す3ステップとは?

1. 失敗しても自己評価を下げないことが大切

そこで、Nizi ProjectでJ.Y.Parkさんが期待通りのパフォーマンスができなかったオーディション生たちを指導するとき、「あなたはもっとできるはずだから言っています。次を楽しみにしています」と話していたように、うまく行かなかったときは、セルフ・エフィカシー(自分の能力に対する自己評価)を下げないようにすることが重要です。

参考:寝ても覚めてもNiziU熱。スピリチュアルな経営者、J.Y.Parkさんの3つの魅力。

そこでできることは、ゴールを細分化することです。すべてのことを一度にしなくてもいいのです。一歩でも前進できたとき、小さなゴールを達成できたときは、毎回お祝いしましょう。

2. ないものではなく、あるものに意識を向ける

たとえばブログを始めたとしましょう。最初からたくさん読まれるというのは、有名人でもない限り、難しいです。私の実体験としても、こちらのHPを始めて10か月ぐらいしたときに、ありがたいことに読んでいただける人が増えました。それまでは友だちに近況報告を読んでいただく、オンライン上の大切な日記でした。

そこで、ブログのアクセス数が2とか3とか、しかもそれは自分の閲覧数だったりするようなとき。

「全然数字がつかない!」「私はダメだ!」と自己批判する前に、「今日はブログを書くことができた!3アクセスあった!」と、無いものではなくあるものに意識を集中させましょう。

なにをしていても、それがどんな規模であったとしても、唯一無二のあなたという命を世界に現すことになっています。それだけでもう、素晴らしい価値なのだと私は思います。



3. 人のせいにせず、自分に集中

また誰かのせいにしているうちは、ハイヤーセルフがサポートしてくれません。コントロールできない他の人にとらわれすぎるよりも、ただ自分の仕事に集中します。

それは、自分の内側のガイダンスを信じて行動にうつすということ。失敗しようが評価されまいが自分を信じて実行し続けるということです。

つまり、問題について問題として考えるのではなく、ハイヤーセルフの自分、未来のなりたい自分だったらどうするのかを思い描きます。そして宇宙からのサポートを待ちます。

4. シャーマニックテストでは、批判癖を手放す

そこで宇宙からの少しハードなお試しのようなことが起こります。シャーマニックテストとも呼ばれます。これは別に宇宙が意地悪するわけではなく、自我の自分が変化を恐れて抵抗するために投影する世界です。

それは、自分らしく生きるためのお試し、最悪の可能性をみるためのお試し、最高の自分に出会うためのお試し、どんなときでも愛と感謝を表すためのお試しなどです。

例えば病気になったり、誰かに批判されたり、大切な人や仕事を失ったりという試練が起きるかもしれません。

そこで必要なことは、「この条件がそろえば自分は幸せだ」「あの人がこうすればいいのに」「これを言われたら私は無価値だ」という自分や他者を非難しすぎたり、反省しすぎたりする一面を手放すことです。

ただ生きるだけでもあの人もあなたも命を輝かせています。だから、頑張っている自分のことも責めるのはもうやめましょう。それよりも、ハイヤーセルフと一致させ、自分の本質とつながり、さらにキラキラとその輝きを増すようなことをしましょう。

5.  ただうまくいくのを許せばいい

ハイヤーセルフの視点においては、人生をうまく行かせようとする必要はありません。ただうまくいくのを許してあげればいいのです。そこでは頭で考えすぎるのをやめて、流れに乗ることが大切です。

流れに乗るとは、自分を含めた現在起きるすべてを無条件に愛して、自分の存在そのものの価値を認めた視点から現状と未来と過去を見るということ。

そのナビゲーションになるのは、建前を本音のように上手に見せる思考ではなく、感覚や感情です。

ワクワクしたり、安心したり、喜びを感じたり、ホッとしたり、5感が喜んでいたり、ありがたいなぁという気持ちに心からなったり。そういう感覚や感情をナビにします。

なるべく気楽にして、喜びを味わってリラックスすることです。カリカリしたところで、私たちは全員同じ方向に進んでいるのです。それは老いて病気になり、やがて肉体の死を迎えて、再び魂の状態に戻るということです。

参考:病気が治らないのはナゼ? 癒しを最大化させる「無願(Apranihita)」の力について

するとただ起きるに任せているように見えて、信念体系に制限されない本音に合わせてとるべく行動が見えてくるので、可能性も広がっていきます。

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6. 時期や方法は宇宙にお任せする

心を込めて生きると、宇宙は一番相応しい方法で、一番相応しい時期に支援してくれます。私たちはそれがいつどんな形かはわからず、私たちがコントロールすることではありません。「一体いつなのか?」「これで正しいのか?」と気になりますよね。わかります。でも、不安になってしまうと、ハイヤーセルフからずれてしまいます。感情における次元が違うからです。

参考:感情の22段階と現実の7次元について。忘却のゲームから抜けて、統合に向かうためには

真理は勉強することではなく、認めることだと思います。

ただハイヤーセルフのエネルギーと一体化して、内なる存在と繋がり、エゴイスティックを超えた愛ある自己中心性を生きればいいのです。